雲仙九州ホテル

ノーベル文学賞受賞!!

今日はいつもと違う感じの内容になってしまい

ますが、故郷が長崎市である私として、嬉しい

ニュースが入ってきました。

 

 

日系イギリス人としてベストセラー作家である

長崎市出身のカズオ・イシグロ氏が2017年の

ノーベル文学賞に選ばれたとのことです!

 

「日本で過ごした記憶は幼少時に過ごした長崎」

とのコメントもあり、同じ長崎出身者として

とても嬉しく誇りに思いました。

 

おめでとうございます。

ますますご活躍されますように!

 

 

 

そしてノーベル文学賞に反応した理由がもうひとつ。

アジア人で初のノーベル文学賞受賞者である、

ラビンドラナート・タゴール氏(1913年受賞・

インドの詩人)が大正時代に雲仙に来仙、九州ホテル

にご宿泊されました。

 

 

 

大正という時代に日本へ、そしてここ雲仙へお越し

いただいたことは大変名誉なことだと思います。

 

 

勉強不足ですが私もタゴール氏の存在を知ったのは

ホテルに来てからでしたし、現代の日本ではご存じ

のかたがもう少ないかもしれません・・・

 

 

しかし、インドのお客様が時々ホテルに来られる

ことがあるのですが、20代のかたでもタゴール氏

をご存じなのでびっくりです!!

 

そして、タゴール氏がホテルにお泊りになられた

ことをお話すると、展示コーナーなどで、とても

嬉しそうに記念写真を撮られるのです。

 

ホテルの歴史、これからも大切にしていきたいと

思います。

 

 

そんなことで、長崎ご出身だったり、ノーベル

文学賞つながりのイシグロ氏に、不思議なご縁を

感じたしだいです。

 

 

 

来日されて長崎を訪れる機会があればぜひ雲仙にも

お越しいただきたいなあと・・・!!

 

もちろん、本もこれから早速読むつもりです(笑)!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陶器のまち・波佐見町へ!その1

九州地方は陶磁器の産地でも有名です。

 

いくつかの有名な産地がありますが、今回は長崎県

の東彼杵郡波佐見町へ行ってきました!

 

お客様へ提供する器選びも課題のひとつ。

 

料理を乗せたときを想像しながら大きさや色合い、

手触りなどを確かめつつ、その先のお客様のお顔も

思いうかべながら取り入れていきます。

 

新しい器は嬉しいものですが、取り入れるまでには

相当悩みまくってしまうものです。

 

器選びの参考のためと、お客様へ旅の参考にして

いただければと、両方の目線での視察となりました。

 

現地へ向かうと結構広範囲なので「どう見ていいか

わからない!!」悩まれるお客様のためにまず二店舗

ご紹介します。

 

 

「陶芸の館・くらわん館」

 

まずはここでお好みの器を見つけて、ピンポイントで

回ることをおすすめします。

 

ところで「くらわん」てどういう意味?という疑問が

湧き上がりました。

 

江戸時代・大阪で「飯(酒)くらわんか~」と船上で

飲食販売をしていたときに使われていたのが波佐見の

器だったという説も。

 

この「くらわんか」は「食べませんか?」という意味

だと推測しますが、ちなみに九州弁で「くらわす」

という方言があり、まったく別の意味になってしま

いますので、ご注意を(笑)。

 

「蔵と碗」をかけて「くらわん」かもしれませんが

どうでもいいことが気になる私です(笑)。

 

自分用の茶碗を買いました。

 

 

 

住所 長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷2255-2

📞  0956-26-7162

 

 

「O YANE / 陶器の窯蔵」

 

もうひとつのお店は、OYANE/陶器の窯蔵さんです。

1階には伝統的な波佐見焼の食器を、2階にはおもて

なし用のモダンなギャラリーになっています。

 

 

 

 

1階では波佐見焼の伝統的な器や普段使いのものなど

また2階には伝統をふまえつつ現代的に進化した波佐見

焼の今を知ることができました。

 

 

 

 

 

 

この2店舗を実際に訪れてみて、気になった窯元さん

のところに行ってみよう!!

 

ということで次回は多くの窯元さんが集まる中尾山へ

向かいます。

 

 

 

雲仙行き直行バスが出発!!

先般のブログでも告知していましたが、本日

10月3日、雲仙温泉⇔長崎空港間の直行バス

第一便が運行開始しました~!!

 

バスにはこのようなラッピングがされています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空港到着ゲートには、このような看板を持った係員が

待機しお迎えしています。

 

 

 

 

 

 

係員の誘導のもとにバスまでご案内します。

 

 

このバスは長崎空港を出発したのち、JR諫早駅を

経由しますので、福岡からJRで諫早駅まで来られた

かたもご利用になれますよ!!

 

 

諫早駅での乗り場は、西口ロータリーです。

西口ロータリーは、現在、諫早駅が工事中で

わかりにくいのでご注意下さい。

 

(駅員のかたへ尋ねられることをおすすめします。)

 

 

ご予約制ですので、事前にお泊りの宿泊施設へ

お申込みください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「定礎」奮戦記!!

 

今日はホテル解体5月の中旬頃のエピソードを・・・。

 

作業もいよいよ後半戦になりました。

 

 

 

外壁を残して内部作業が着々と進行していました。

 

 

 

さて、学校や大きな建物のすみっこの壁に

「定礎」という石が収まっているのをご覧になった

ことがありますか?

 

建物を建てる際、礎として設置される石=定礎です。

 

こちらは、ホテルの定礎石です。

 

 

よく見ますと昭和38年8月、そして2代目にあたる,

先々代の名前が記されています。

 

解体の経過でこの定礎を撤去する際、取り除いて

みよう! ということになりました。

 

なぜかというと、この「定礎石」ですが、一説にはこの

石の中に箱が納められていて、当時の思い出などを保管

している場合もあるとのことで・・・

 

あのなかに何かお宝が・・・???

 

湧き上がる邪念を払拭しながら((笑)、タイムカプセル

を開く気分で待ちました。

 

 

 

 

 

大きなシャベルが、とっても繊細な動きでそおっと、

そおっと、周囲のコンクリートを壊していきました。

 

 

 

 

指先のような手つきで鉄筋を取り除くこと40分。

 

 

 

 

やっと定礎石にたどりつきました!

 

中心を壊さないよう細心の注意で上部が取り除かれ

・・・。

期待しないようにしていても、ドキドキは高まります

・・・!

 

 

 

しかし・・・!!

 

 

「定礎」石板は無傷ではずされたものの、箱は隠れては

いませんでした。嗚呼・・なんか残念・・・!!

 

 

 

協力してくださった解体の大将も一緒に様子を見守って

いたのですが、大きな背中がちょっぴりがっかりして

いて、申し訳なかったです。期待させてごめんなさい!

 

 

ですが、これまで50年間、お客様のため建物も、

頑張ってくれました!

本当にありがとう!!

 

お宝はでてきませんでしたが(笑)、人生でも

このような瞬間に立ち会わせてもらえることは、

なかなかないことでしょう。

 

 

巡り合わせに感謝した日でした。

 

 

お知らせ看板設置。

今日は、ホテル解体記録の続きです。

 

5月・GW頃の様子をお届けします。

 

 

今年のGWは天気が続き、いい日和でした!!

5月は雲仙の新緑も最も美しい頃!!

雲仙の町も活気があり嬉しい光景でしたね~!

 

 

 

 

 

お客様の往来が多い時期なので、ホテルの解体進行の

状況が大変気になっていました。

 

廃墟のたたずまいがとても目立っていた頃なので、

景観的に心配していましたが・・・5階部分など高い

場所がが取り壊され、廃墟度数が少しだけ、やわらぎ

ました。

 

 

 

 

 

 

また、工事期間中のお客様向けの看板もようやく設置

され、ほっとしました。

 

 

 

 

 

 

この看板が建つまで、もしかしたら「九州ホテルは

どうなったの?」と心配されたお客様もいらっしゃった

かも・・・。

 

告知遅くなりまして失礼いたしました・・・(汗)。

 

 

早速、道ゆくお客様が足を止めて看板をご覧になって

おられました。

 

 

看板を眺めながら、来春に向け工事の無事と、皆さまの

ご理解、そしてオープンを楽しみにしていただけます

よう願いました!!

 

 

 

 

 

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