陶器のまち・波佐見町へ!その1
九州地方は陶磁器の産地でも有名です。
いくつかの有名な産地がありますが、今回は長崎県
の東彼杵郡波佐見町へ行ってきました!
お客様へ提供する器選びも課題のひとつ。
料理を乗せたときを想像しながら大きさや色合い、
手触りなどを確かめつつ、その先のお客様のお顔も
思いうかべながら取り入れていきます。
新しい器は嬉しいものですが、取り入れるまでには
相当悩みまくってしまうものです。
器選びの参考のためと、お客様へ旅の参考にして
いただければと、両方の目線での視察となりました。
現地へ向かうと結構広範囲なので「どう見ていいか
わからない!!」悩まれるお客様のためにまず二店舗
ご紹介します。
「陶芸の館・くらわん館」
まずはここでお好みの器を見つけて、ピンポイントで
回ることをおすすめします。
ところで「くらわん」てどういう意味?という疑問が
湧き上がりました。
江戸時代・大阪で「飯(酒)くらわんか~」と船上で
飲食販売をしていたときに使われていたのが波佐見の
器だったという説も。
この「くらわんか」は「食べませんか?」という意味
だと推測しますが、ちなみに九州弁で「くらわす」
という方言があり、まったく別の意味になってしま
いますので、ご注意を(笑)。
「蔵と碗」をかけて「くらわん」かもしれませんが
どうでもいいことが気になる私です(笑)。
自分用の茶碗を買いました。
住所 長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷2255-2
📞 0956-26-7162
「O YANE / 陶器の窯蔵」
もうひとつのお店は、OYANE/陶器の窯蔵さんです。
1階には伝統的な波佐見焼の食器を、2階にはおもて
なし用のモダンなギャラリーになっています。
1階では波佐見焼の伝統的な器や普段使いのものなど
また2階には伝統をふまえつつ現代的に進化した波佐見
焼の今を知ることができました。
この2店舗を実際に訪れてみて、気になった窯元さん
のところに行ってみよう!!
ということで次回は多くの窯元さんが集まる中尾山へ
向かいます。