雲仙九州ホテル

第二回・スタッフミーティング!!

早いもので9月も中旬を過ぎました。

ホテルを休業してから10ケ月。一年って本当にあっという間です。

雲仙の原生沼もススキが目立ってきましたが、台風一過でさらに秋の風情が深まってくることでしょう。

 

 

 

休業期間中、各地に出向したスタッフ達もそれぞれ皆元気で頑張って

います。

しょっちゅう集まることはできないのですが、時々全員集合し、ミーティングを開催しています。

ということで今日は、6月に開催したスタッフミーティングのお話です。

 

 

前回(3月)のミーティングから3ケ月ぶりとなりました。

それぞれの近況などを聞いていると、前回と比べて任された環境にもだいぶ慣れて頑張ってくれている様子にほっとしました。

 

 

今回のミーティングに向けあらかじめ宿題もありましたが、皆、勉強してきたかな~~??

前回のブログでもお話しましたが、「ホテルのコンセプトづくり」についての話し合いです。

 

 

例題などを交えながら、真剣に取り組んではいるものの、これまでそのような事を考えてみることもなかったし、過去の経験や価値観にとらわれてしまい発想と考え方の切り替えはとても難しいですね。

それを明確にするために、この課題を皆で共有し、これから何度となく討論し推敲していかなければなりません。

 

 

ミーティング後は、懇親会。そして恒例の集合写真です。久しぶりに集合したので、同窓会みたいな雰囲気になってしまいました・・・

 

 

「み、みんな~!! これからですよ~!! 元気で帰ってきてね~!!」

 

コンセプト

 

 

今回の改築にあたり、「どのような時に、どのような方と、どのように過ごしてもらい、どのような価値を届けられるホテルを目指すのか?」

 

 

それが研修などあらゆる分野の先生方、相談した他業界で活躍している方、そして融資を依頼する金融機関からも求められた問いでした。

 

 

私自身、そしてスタッフと共に、コンセプトというものについての本で勉強しては議論し、視察したり、講演を聞いたりして、また議論するを繰り返しました。

 

 

お泊まりいただく全ての人にご満足していただけるホテルは私達の理想ですが、「もはや全てのお客様のニーズに応えることは難しく、それを追うのはもうやめるべき」というのが彼等の共通した言葉です。

それよりも「ウチはこういう宿です‼️という特徴をアピールして、それを好まれるお客様にお見えいただき、ご満足いただけるよう努力する方がいい」と。

 

これまでもホテルを運営しながら思うことはありましたが、いざそれを問われると「意外に難しいことだなぁ」と感じながらのスタートでした。

 

何となくわかるけど、元々コンセプトって何?

 

どうしてコンセプトがいるの? そんなに大事なことなの?

 

じゃ、どうやって作っていくの?

 

どういうものが、いいコンセプトってことになるの?

 

私もスタッフも恥ずかしながら、こういうところからの始まりで、

大袈裟ですが、まるで冒険の旅にでも出かけるかのような気分でした。

 

その答えを考えて、考えて、私達なりの答えを見い出そうと、懸命にもがきました。

 

 

皆様にとっても「これからどんなホテルになるの?」

それが一番のご興味かも知れません。

 

このコンセプトについても、これから回を分けてお伝えしていくことにします。

硫黄との終わりなき戦い

現在進行している工事について、現場会議を毎週開いています。

 

 

 

 

 

 

これまでも、計画の初期段階からインフラ設備が硫黄により腐食し壊れてしまう事が、最も重要な課題の一つでした。

 

 

雲仙地獄の上に建つ立地の良さは、私達にとって大きな財産ですが反面、機械設備や電化製品の故障の頻度は想像を超えるもので、各業者さんも驚くほどの凄まじさです。

 

 

例えば、昨今の薄型テレビは半年から1年で故障です ‼️
硫黄対策の処置を施した特別品でも2年そこそこ…です。

おそらく雲仙以外なら、10年はもつでしょう。
お客様にそのようなお話をしますと「まさかあ~」という反応が返ってきますが、実際ここに住んでみないと、とうてい理解できないことだと思います。

 

 

この日も空調や給湯設備をどのような仕組みにするか!?

幾度となく皆で話し合い、悩んできました。そして出た一定の結論は…。

 

腐食を止めることは現状不可能! ( ̄◇ ̄;)

 

故に、故障の頻度をいかに伸ばすか!と、故障した時の修理をいかに素早くするか!です。

 

 

これまでも故障と修理のランニングコストは多額でしたが、それは老朽化が原因ではなく、たとえ新築してもこの悩みは消えないようです。

 

 

大変難しい環境ですが、一方で自然科学の専門の方からは「雲仙の土地柄、その本物感を物語る事実」と言われます。

 

 

「そう言われてもなあ~」というのが本音ですが…。

お客様には極力ご迷惑をおかけしないよう最善策を考えていきます。

 

 

 

雲仙市・千々石(ちぢわ)町でほっと一息♪

せっかくの連休に、台風の進路が大変気になる週末となっています。

 

台風の進路圏内の皆様はさることながら、離れている場所の皆様も十分お気をつけて安全にお過ごしください!!

 


 

前回、前々回とホテルの解体のお話が続きましたので・・今日は気分を変えて雲仙温泉の麓、雲仙市千々石(ちぢわ)町のカフェをご紹介をしたいと思います。

 

 

その前に千々石町の簡単なご紹介・・・

国道からも松林が見えるほど海に面したこの町、年末には「日本一の高さ」を誇る門松、春には桜の名所で賑わう「橘神社」があり、また千々石ミゲルの出身地でもあります。

 

*千々石ミゲル・・・16世紀キリシタン大名の名代として欧州へ派遣された「天正遣欧使節」4人の1人です。

 

最近のニュースとして、その千々石ミゲルの墓がお隣の諫早市で発見・発掘調査されています。

これまで「キリスト教を棄教した」と言い伝えられてきたミゲルですが、墓の地下からキリスト教で使用する祈祷の聖具が見つかったとのこと、歴史が覆るかも? と話題です。ドラマですね~。

 

 

現在はのどかな田畑がひろがる穏やかな町ですが、そんなドラマチックな歴史を持つ千々石町の「&(アンド)コーヒー」というカフェのご紹介です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もともと千々石町に古くからある老舗・沖田製菓舗という和菓子屋さんが、洋菓子で新展開をしたお店なのです。

 

焼き菓子やパン、エクレアなどの洋菓子そしてコーヒーをメインに販売されています。

エクレアにはオーダー後クリームを入れてくれますよ。

夕方には売り切れの時もありますので、早めがいいかも・・・

 

 

 

 

可愛い洋菓子だけでなく、沖田さん自慢の和菓子「とら巻き」も並んでいます。

エクレアもおいしいですが、私は個人的にほどよい甘さ加減の「とら巻」が好みですね!(^^)!

 

 

 

 

 

また、カフェのお隣には「直撃販売所」という地元農家さんのこだわり野菜も置いていますので新鮮野菜を買い求めることもできます。

夏場はかき氷もされていて、おいしそう・・・でしたよ!!

 

 

 

 

駐車スペースもゆったりなので、プチお土産など雲仙へ行きかえりの際にはちょっと立ち寄ってみてはいかがでしょう?

 

 

 

こんなに広かったんですね。

今日は、前回のホテル解体記録の続きです。

4月中旬には正面から右側の一部が本体と切り離されている状態でした。

それから二週間ほど経過し4月下旬になると、さらに作業は進行しその一帯は完全に解体されました。

 

解体した一帯を利用して、クレーンなどの重機が奥側へ、つまり雲仙地獄の方向へ進めるようルート確保の途中でした。

 

 

 

 

 

ここはどこの風景かわかりますか?

庭園や売店、和食レストラン(喋々喃々)があった一帯になります。

写真左手の角が喋々喃々だった場所、写真右手はロビーラウンジから眺めていた庭園の松です。

 

 

 

 

写真でお伝えするのが難しいところですが、現場の一角に立ってみると「こんなに広かったんだ・・・」と。

予想以上の広さに圧倒されてしまうものですね。

 

まだまだほんの一部でしかないのに、建物を全部解体してしまうと、どれだけ壮大な広さになることか・・・とクラクラしてしまいました。

 

 

 

こちらも側面から建物を見た状態です。(全体を撮るため引き気味に

なっています。)

 

 

建物中央部分の黒く見えるところは廊下部分になります。

廊下が外から見えるということは、その手前に並んでいたはずの客室はすでに取り除かれているということです。

さらに奥へ向かって作業は進行していました。

 

 

これから、この広大な地にいったいどんな新しい建物が建つんだろうというワクワク感と、これまでの親しみある建物が徐々に崩れて消えていく寂しさと・・・そんな複雑な気分で現場を眺めていました。

 

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