雲仙九州ホテル

ディープな島原半島!!

 

島原半島はキリスト教とゆかりのある地です。

 

 

原城の天草四郎をイメージされるかたも多いと

思いますが・・・

 

 

 

 

 

今日は、その中でもなかなか訪れる機会がない

のでは??

 

というディープな場所をご案内します。

 

 

 

島原半島にはキリシタン墓碑が点在していますが

その中のひとつ、吉利支丹墓碑(きりしたん墓碑)

です。

 

 

 

 

 

南島原市西有家町にあり、国指定史跡になって

いるんですね。

 

 

前から興味があったのですが、見学できる

という会があるということで開催の折に

出かけてきました!!

 

 

どんなところにあるんだろう?

 

と思っていましたが、風光明媚な海岸線に車を

停めて、住宅地に入ります。

 

 

びっくりしたのは・・・

 

そのキリシタン墓碑は、日本式の共同墓地の

中に位置しているので、お墓の通り道に入り

こむわけです。

 

思わず、「すみません、お邪魔します・・・」

と独り言を言いつつ静かに見学させていただき

ました!!

 

 

1610年に亡くなったキリシタンのお墓はローマ字

が刻まれ、日本で最も古いお墓になるそうです。

 

思わずのぞき込んでしまいますが、風化しない

ためでしょう、ガラスで覆われています。

 

 

1610年といえばキリスト教の繁栄にも陰りが

見えてきた頃になりますでしょうか。

 

この中に収められているかたに、どのような人生を

歩まれたのか聞いてみたい気分になりました。

 

 

 

 

もうひとつは有馬川巡教地です。

南島原市北有馬町にあります。

交通量もある県道沿いにあるのですが、恐らく

教えてもらわないとうっかりスルーしてしまう

場所だと思います。

 

 

十字架が目印になりますでしょうか・・・?

 

 

 

元・キリシタン大名である有馬直純は、その家臣

たちにも棄教をすすめましたが、それでも棄教しな

かった家臣とその家族8人が1613年、この浜辺の

中洲で殉教したと言われています。

 

 

 

 

1549年、日本にキリスト教が伝来し繁栄、そして

1612年の禁教令、潜伏の時代を経て1865年の信徒

発見まで・・・

 

 

この島原半島でどのような出来事があったのか

興味は深まります。

 

 

 

やはりこのような場所は、地元ガイドさんの説明

を聞きながら回るほうがより深まるかもしれませ

んね・・・。

 

 

 

また違う場所へ勉強に行ったらご紹介することに

しましょう!!