雲仙九州ホテル

こんなに広かったんですね。

今日は、前回のホテル解体記録の続きです。

4月中旬には正面から右側の一部が本体と切り離されている状態でした。

それから二週間ほど経過し4月下旬になると、さらに作業は進行しその一帯は完全に解体されました。

 

解体した一帯を利用して、クレーンなどの重機が奥側へ、つまり雲仙地獄の方向へ進めるようルート確保の途中でした。

 

 

 

 

 

ここはどこの風景かわかりますか?

庭園や売店、和食レストラン(喋々喃々)があった一帯になります。

写真左手の角が喋々喃々だった場所、写真右手はロビーラウンジから眺めていた庭園の松です。

 

 

 

 

写真でお伝えするのが難しいところですが、現場の一角に立ってみると「こんなに広かったんだ・・・」と。

予想以上の広さに圧倒されてしまうものですね。

 

まだまだほんの一部でしかないのに、建物を全部解体してしまうと、どれだけ壮大な広さになることか・・・とクラクラしてしまいました。

 

 

 

こちらも側面から建物を見た状態です。(全体を撮るため引き気味に

なっています。)

 

 

建物中央部分の黒く見えるところは廊下部分になります。

廊下が外から見えるということは、その手前に並んでいたはずの客室はすでに取り除かれているということです。

さらに奥へ向かって作業は進行していました。

 

 

これから、この広大な地にいったいどんな新しい建物が建つんだろうというワクワク感と、これまでの親しみある建物が徐々に崩れて消えていく寂しさと・・・そんな複雑な気分で現場を眺めていました。